繊細な気質を持ったHSPさんの中には、仕事や日常生活の至る場面で、緊張してしまう。
という悩みを抱えた方が沢山居られると思います。
そんな悩みを抱えた人が、少しでも楽に緊張する場面と向き合えるようになるには、どうしたらいいか?
緊張をうまくコントロールできるようになるのか?
今回は、私の体験談を含めて、『HSPが緊張してしまう場面とその理由』
について、お話していきたいと思います。
『HSPが緊張してしまう場面とは?』
① 大勢の前で発表などをしなきゃいけない時
これは、HSPさんに限らず苦手な人も多いと思いますが、
HSPさんは、特に視線を感じやすかったりする体質なので、人一倍刺激を感じてしまいます。
うまく話せるだろうか? 完璧にできるだろうか? など、考えてしまいますよね。
でも、うまくやろうと考える必要はないです。
これは、私自身の体験談なのですが、人前に出る前に、体に力を入れてから人前に立つと
不思議と少し緊張が和らいだんです。
なので、簡単にできる方法として、是非、試してみて効果を実感してほしいので、ご紹介いたしますね
②会社の飲み会など本当は参加したくない会
会社にいると飲み会は避けて通れないと思います。
そこには、いろんな人間関係であったり、初めてお話しする人もいたりして、
HSPさんにとっては、とても居心地の悪い空間ですよね。
愚痴や文句が出ない飲み会はないと思うので、HSPさんは本当に苦痛でしかないです。
帰ったらぐったりだし、次の日は仕事が朝早かったりして、
疲労がたまり心にはとてもストレスが溜まってしまいます。
そんな時は、帰るタイミングを逃さないようにしましょう!
どんな飲み会でも早く帰る人っていると思います。
その人が帰るタイミングで一緒に外に出て帰りましょう。
私の場合は、あらかじめ帰る人が分かっていれば、
その人に協力してもらいその場から短時間で抜け出しましょう。
次の日の会社では、飲み会の話になると思いますが、帰った後の出来事は、わからないので
会話に入らなくて済みますし、余計なストレスを抱えなくて済みます。
③大事な仕事を任された時
大事なお仕事を1人で任された時は、とても緊張しますよね。
でも、そんなに気にしてしまうとなかなか進まないし、いいものができません、気楽にいきましょう。
ミスしない人は、いませんし、いきなりできる人もいませんから緊張しないで大丈夫です。
④会議などの空間
会議などの空間も緊張しますよね、自分の伝えたいことは、
あらかじめ紙にまとめておき伝えるようにしましょう。
特に話が進まずに、意見もなく沈黙が続くとストレスになります。
視線が気になり集中できなくなると思いますが、他人はそこまで気にしていないことが多いので、
あなたは、あなたらしくその場に居るだけでいいですよ。
⑤高圧的な人や苦手な人と関わる時
高圧的な人と関わる時は、特に緊張します。
いつ何を指摘されるかわからない不安から、常に緊張していないといけません
でも、それが間違いで、あくまでいつも通り行っていれば大丈夫です。
その人の前だけきちんとやっていても意味がないし、
そもそも高圧的に言ってくる行為が間違っています。
変に緊張しても絶対に言われるので、そのつもりで関わりましょう。
言われて我慢できない時は、我慢しないでぶつかることも考えてみてください。
『HSPが緊張とうまく向き合っていくにはどうしたらいいか?』
① 緊張が完璧に消えることはないということを理解しておく
先ずお伝えしたいことがあります。
緊張は、練習や場数をこなしても消えないということを理解しましょう。
よく緊張しない、という人がいますがそれは稀です。
HSP気質を持っている以上、人より敏感なので普通の人な倍緊張感を感じてしまいます。
むしろ人の倍の緊張感の中よく頑張った!!と自分をほめるべきです。
②どんな人でも緊張はすると知っておこう
どんなに優秀な人でも、場面が変われば緊張する場合もあるから、
あなたが緊張しない場面で緊張してるかもしれません。
あなただけが緊張するわけではなく、その場面があなたは苦手なだけ、あまり深く考えずにしましょう。
③自分なりの対処法をいくつか用意しておく
先ほど述べましたが、体に力を入れたり、深く息を吸ったり、逆にあえてプレッシャーを与えたり
自分に合ったものがあると思いますので、それをいくつか準備しておくとよいでしょう。
私は、自分で全部試しましたが、どれも効果があってうまくこなすことができました!
個人差があるので、合わない人もいると思いますが、ご参考までに
④どうしてもだめな時は周りに助けてもらおう
どうしてもだめな時は、誰かに相談して他の方法がないかを考えましょう。
1人でやらなければいけない場合を除けば、何人でも問題はないはずです。
2人なら心強いですよね?
あなたが無理のない範囲で行える方法を見つけましょう!
『まとめ』
いかがでしたか?
HSPさんが緊張してしまう場面はたくさんあることが分かったかと思います。
緊張に押しつぶされないためにも、このような対策が役に立つ時があるので、
あなたが、もし、緊張に押しつぶされてしまいそうになったら
その時は迷わず休むことをお勧めします。
大事な日に休むなんてと周りから言われても、あなたの人生はあなたのものです。
そこで無理して病気になってしまっても他人は、責任は取ってくれません。
そんな無責任な話はバカバカしいです。
私は、あなたにあなたらしく過ごしてほしいと思っておりますので、
迷った時は、是非、休む勇気も選択肢の1つに入れておいてください。